一般社団法人 西村山建設業協会

建設発生土改良事業 SOIL IMPROVEMENT PROJECT

建設発生土改良事業

現在、受入可能容量を超過しておりますので、当面の間、受入を見合わせていただきます。

工事現場で発生する建築発生土を有効活用することが、循環型社会を形成する意味で大変重要な役割を占めております。
リサイクルの障害となっている土質的不適合と施工時期のズレを解消するため、県の先導的モデル事業として、「建設発生土改良センター」を活用した新たな試み「土砂リサイクル」に取り組んでおります。

リサイクル率の推移

建設発生土のリサイクル率は発生の抑制、現場外への搬出抑制、建設工事間での更なる有効利用の促進が図られる指標として有効利用率で表しています。

有効利用率とは全工事で発生した土量に対して改良土や流用土として再利用した割合です。

建設発生土有効利用率(過去5年度)

年度
実績(%)
H27
80.2
H28
80.9
H29
81.5
H30
82.5
H31
80.3

リサイクルの停滞による弊害

多量の建設発生土が最終処分され貴重な最終処分場の容量が少なくなり、さらに自由処分されていることにより、田畑や山林が埋められるばかりか、不法投棄も社会的問題になっています。
また、新材を採取することによる自然環境への影響も危惧されています。

リサイクルが進まない要因

建設発生土の取り扱いに関しては、切土と盛土のバランスを考慮し現場内利用を図り、場外へ搬出される場合は工事間の調整により有効に流用する事を前提に設計されています。
しかし、

  1. (1)施工時期のズレ
  2. (2)土質的不適合

により、また、地域により容易に捨てられる土地が多いことから相当量が最終処分されている現状です。

建設発生土の有効利用の試み

建設発生土のリサイクルの弊害、その要因を解消し、豊かな環境を次世代へ残すために、建設発生土の有効利用を進める「村山総合支庁地域プロジェクト」を、平成17年8月より山形県の協力を得、当協会の運営する建設発生土改良センターにて進めています。

平成22年11月 吉村知事改良センター視察
平成22年11月 吉村知事改良センター視察
建設リサイクル推進奨励表彰」を受賞(平成21年10月)
「建設リサイクル推進奨励表彰」を受賞(平成21年10月)

請負業者様へ

現在、受入可能容量を超過しておりますので、当面の間、受入を見合わせていただきます。

建設発生土改良センター利用要領及び建設発生土利用マニュアルをご用意しております。
利用要項及びマニュアルをご確認の上、ご利用ください。

寒河江プラント所在地

センター本部で発行する「建設発生土改良センター利用掲示表」を運搬車輌に掲示の上、寒河江プラントへ、発生土(または再利用土)を搬入(または搬出)してください。

■ 山形県寒河江市中央工業団地141-1

お問い合わせ

建設発生土に関するお問い合わせは、お電話またはフォームよりお願いします。

TOPへ戻る